概容
会長挨拶
JFCC(Japan Fly Casting Club)は、2008年で創立40周年を迎えました。当クラブがこのように長きに亘って存続し得たのも、さまざまな方々のご支援・ご協力があったればこそと、深く感謝しております。
この40年間を振り返ってみますと、設立当初はまだインターネットのような情報共有に便利な仕組みも流通しておらず、わが国においてはフライ・フィッシングの情報が非常に乏しい時代でした。 その当時は故小原源太郎会長を始め、高田弘之元副会長(現相談役)、故石井忠雄副会長など、海外での釣りの経験も豊富な諸先輩方から提供していだく情報が唯一のものといっても決して過言ではなく、わが国のフライ・フィッシングの普及に多大な貢献をされてきました。
やがて、国内外からの情報も種々のメディアを通して氾濫するようになり、クラブなどに属さなくとも、釣りの技術に関しては自由に入手可能な時代となってきました。 その反面、ややもすれば釣果を優先するあまり、他人や自然に対する配慮を欠いた釣り人も散見されるようになりました。 そろそろ、私どものフライ・フィッシングの普及に対する考え方を切り替えなければならない時期にさしかかっているようです。 今後は、釣り人に遊びとしての釣りが正しく理解していただけるように、釣りのメンタル的な側面、自然や環境問題などについても力を入れていきたいと考えております。
JFCC 3代目会長 鈴木 伸一
組織
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J.L.A.A. 日本疑似餌釣連盟
会長:澤部 定一(4代目)- 北海道支部
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東京支部
支部長:鈴木 伸一
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ジャパン・フライ・キャスティング・クラブ JFCC
会長:鈴木 伸一(3代目)
副会長:秋山 欣司
事務局長:平山 功 - Alaska Fly Fishing Club AFFC
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ジャパン・フライ・キャスティング・クラブ JFCC
- 神奈川支部
- 東海支部
- 北陸支部
- 京滋支部
JFCCの歩み
1968年 |
JFCC設立 小原 源太郎 初代会長
1965年に米地南嶺氏が創設されたJCC(Japan Casting Club)が発展的解消されて、小原会長の下に新たにJFCC(Japan Fly Casting Club)が設立された。 |
1969年 | J.L.A.A.設立 |
1971年 |
野反湖開拓
野生化した虹鱒の楽園を求めて彷徨うこと2シーズン・・・・・ |
1973年 |
釣り保険加入
釣りは大自然を相手にするため、常に危険と背中合わせである。万が一、事故が発生しても他人に金銭的な負担を掛けてはならない。 |
1977年 |
富士フライキャスティングエリアのオープン
小原会長等のご尽力により、忍野にフライ・フィッシング専用のポンド型管理釣り場(後の忍野フィッシングエリア)が初オープン。 |
1979年~ |
京都ルアー・アングラーズ(出野巨舟会長)との交流
フライ・フィッシングの普及のため、京都ルアー・アングラーズとの交流を開始。 |
1979年 |
カーター元大統領 忍野でフライ・フィッシング
高田弘之氏(当時、JFCC副会長)が中心となり、カーター元大統領の忍野での釣りガイド。 |
1984年2月18日 |
JFCC創立15周年 |
1994年~ | 芦ノ湖 スーパーレインボウ |
1995年4月14日 | 小原 源太郎 初代会長逝去 |
1995年6月13日 | 相川 直之 2代目会長就任 |
1995年~ | 芦ノ湖 ヒメマスのドライ・フィッシング開拓 |
1995年~ | 養沢を中心に活動 |
1999年~ | 菅沼、大尻沼、弥六沼など止水のドライフライ開拓 |
2008年11月23日 |
JFCC創立40周年 |
2018年 |
J.L.A.A.創立50周年 |
2021年1月 | 鈴木 伸一 3代目会長就任 |
2021年4月9日 | ホームページでの情報発信を開始 |