庄川

2019.6.15～16

J.L.A.A.北陸支部主催のイベント、福福釣り大会に参加しました。

6月15日（土）は大会前日で、早朝から天候にも恵まれ、五箇山周辺在住のFLFCメンバーの案内により、各良好ポイントで色々な魚を釣ることができました。

本命のトラウト以外にも、ウグイ（在来種）、スモールマウスバス（駆除対象魚）、コイ（外来種）が釣れ、川の懐の深さを感じさせられます。

この川の難しいところは、発電用に作られた各所のダムの放水です。 ダムの放水が始まると、今まで釣りをしていたポイントの水量が何倍にも増し、とても同じ釣り場で釣りを続けることはできません。 場合によっては、命の危機を感じさせるほどの変わり様です。

こうなてしまっては、川の様子を熟知している地元の釣り人の案内に頼るしかありません。 何とか釣りになる場所に案内して頂き、可能な範囲で釣りを続けてみましたが、放水後は地元の釣り人にも厳しい状況のようです。

場所を選んで連れて行った頂いた支流の流れ込みでは、小さな「スナヤツメ」を見つけることができました。 珍しい魚との出会いに感激です。

夜半からは雨脚が強まり、せっかく準備頂いた合掌造りの宿泊場所も、とても堪能できるような状況ではなくなってしましました。

この日の夜は、素晴らしい前夜祭が開催され、地元の貴重な伝統舞踊が披露されたり、総勢60人ほどの参加者が飲めや歌えやの大宴会となりましたが、 報告者である私も宴会の雰囲気に呑まれ、写真はほとんど撮っていません。 ごめんなさい。

翌日の大会本番はというと、メイン会場の庄川は早朝からダムの放水があり、どんなポイントも釣りになりません。 この川の難しさを大いに感じさせられました。

（S.Komatsuzawa）